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mocopiについて
mocopiは、6つの小型センサーを身体に装着し、どこでも手軽に、3Dでフルボディトラッキングできるモーションキャプチャーシステムです。
mocopi
https://www.sony.jp/mocopi/
エンジニアカフェでも買ったので、さっそく使ってみました。
細かい使い方はマニュアルとアプリの画面に従って進めていけばOKです。
繋げるスマホ選び
mocopiは専用アプリを入れたスマートフォンとセットでセットアップします。
対応端末は商品スペックを参照。
https://www.sony.jp/mocopi/#spec
AndroidのXperiaシリーズ、iPhone 12~14あたりの世代が対応機種です(2023/02現在)
Android11 / iOS 15.7.1以降対応なのでその他の端末でも動くことは動きます。
手元の環境ではPixel 7(Android 13)で試しましたが、動作はしました。
しかし、ペアリングに手間取り、接続も不安定で何度も繋ぎ直す必要がありました。
iOS端末では対応機種に含まれないiPad Pro(11inch, 2021)でも試しましたが、接続も安定していました。
安定して接続できるので、iOS端末でのペアリングをオススメします。
まずは充電
USB-Cケーブルを充電ケースに繋ぎます。ちゃんとケースにハマっていると各センサーが光ります。
身体に装着します
押しつけて回していればカチッとハマるタイプのバンドやクリップが付属しています。
洋服によっては腰のクリップが止めにくそうだったので、うまくハマるアダプタを3Dプリンタなどで作るのも面白そうです。
アプリの案内に従ってキャリブレーションを進めます。
音が出たら一歩前に出るのですが、音量を下げているとわからないので端末は手で持っておくと良いです。腰以外は、足首など表裏どちらにつけてもそんなに影響がないので大丈夫。
ペアリングが済めば、専用アプリ内ですぐに美少女の皮を被ってラジオ体操をすることが可能です。
美少女キャラクターがすんなり動きますが、うごきがかわいくないですね。要研究です。
アプリには全身黒タイツのキャラクターもあり、モーションが見やすいですね。
グリーンバックなどもあるので、スマホの画面をHDMIキャプチャなどでPCに取り込んで、OBSなどで背景合成するのもお手軽ですね。
VRChatとの連携
VRChat内で様々なポーズを撮ることができます。
今回は
・mocopi
・スマホ(今回はiPad Pro)
・Oculus Quest 2
という構成で、PCは使っていません。
WiFiネットワーク経由で接続するので、端末間通信がオフになっていないネットワークで行ってください。エンジニアカフェの標準のWiFiアクセスポイントや、公衆WiFiなどは端末間通信ができない仕様になっている場合があります。その場合は別ネットワークを準備しましょう。
エンジニアカフェで使用する際はスタッフまでお声かけください。
詳しい導入については以下の記事の通り。
https://qiita.com/Kazu_Sack/items/cd382f91cde24c6d9752
VRChat内でのキャリブレーションのコツ
・VRChatでキャリブレーションするときはワールド内の鏡の前でやるといい
・キャリブレーションは起動ごとに必要
・キャリブレーション直前にmocopiアプリ側でポーズリセットかけたほうがいい
モーションデータに認証とかは無さそうだったので、中継サーバなどあると一人のモーションデータで同ネットワーク下の複数端末に送信することもできそうですね。
対応システム
VRChat
Unity
MotionBuilder
バーチャルモーションキャプチャー
Rokoko Studio
VRchatをふくめて、様々なシステムに対応しています。
開発はしやすそうですね。
SDKはこちら
https://www.sony.net/Products/mocopi-dev/jp/
こちらからmocopiからモーションデータを受け取るReceiverプラグインがダウンロード出来ます。
その他、細かいヘルプガイドはこちら。
https://helpguide.sony.net/mobile/qm-ss1/v1/ja/contents/about-help-guide.html
まとめ
UDPでモーションデータを送信する仕組みはいろいろハックできそうで面白いですね。
エンジニアカフェでも3セット準備しており、館内で自由に開発に使ってみることが出来ます。
みなさんもいろいろ開発してみてください!