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エンジニアカフェ地下1階にBambu Lab製3Dプリンターが登場!

1.設置する3Dプリンターについて

Bambu Lab 社製 P1S
https://jp.store.bambulab.com/products/p1s

主なスペック 特徴
・(大きい)最大造形サイズ:255(W)×205(D)×225(H)mm

・(温度キープ)全閉型ボディ:​高温フィラメントの印刷性能を向上させます。 ​

・(速い)CoreXY構造:​最大20,000 mm/s²の加速度と500 mm/sの印刷速度を実現します。 ​

・(精度がすごい)振動補正と圧力アドバンス:​高品質な印刷結果をサポートします。 ​

・(取扱が簡単)ダイレクトドライブエクストルーダー:​柔軟なフィラメントの押出と引き戻しを正確に制御します。 ​

・(失敗しにくい)自動ベッドレベリング:​毎回完璧な初層を実現します。 ​

・(カラー対応)マルチカラー印刷:​Bambu LabのAMS(自動材料システム)が1台接続しているので最大4色の印刷が可能です。

2.利用できる材料(フィラメント)について
当面PLAまたはABSの運用となります。
なかなか個人では1リール使い切ることが難しいフィラメントをカフェバーで1g単位で購入できるようにいたします。販売単価もBambu Lab社の価格を参考に扱いやすい価格で設定しています。

カフェが開店している時間内に購入手続きをお願いします。

在庫していないフィラメントでの出力をご希望の方は、BambuLab社販売の純正フィラメントのみ、リール単位で持ち込みも可能です。スタッフまでご相談下さい。

※以下の価格は10g単位です。備え付けフィラメントの種類および価格は予告なく変わることがあります。

ABSフィラメント ¥50 白・黒
PLAフィラメント¥30 白・黒

素材比較
✅ ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)
🔹 特徴
強度・耐衝撃性が高い
耐熱性が高い(約85℃まで変形しにくい)
滑らかな仕上がりが可能
エンクロージャーが必要(冷却時の反りが発生しやすい)
アセトン蒸気処理で表面仕上げができる
UVや湿気に比較的強い
🔻 デメリット
反りやすく、造形中に割れやすい
高温(約230~260℃)での印刷が必要
印刷時に臭いが発生する(換気が必要)
プリントベッドの加熱(100℃前後)が必要
🔹 向いている用途 ✔️ 耐久性・耐熱性が必要な部品
✔️ 機械パーツ、ロボット部品、ガジェットケース
✔️ 自動車部品、ドローンパーツ

✅ PLA(ポリ乳酸)
🔹 特徴
扱いやすく、反りにくい
低温(180~220℃)で印刷可能
臭いが少なく、初心者向き
生分解性があり、環境に優しい
プリントベッドの加熱が不要または低温(50~60℃)でOK
色や種類が豊富
🔻 デメリット
耐熱性が低い(約50~60℃で変形する)
衝撃に弱く、割れやすい
柔軟性がなく、折れやすい
紫外線や湿気に弱い(屋外使用には向かない)
🔹 向いている用途 ✔️ 造形のしやすさを重視する場合
✔️ プロトタイプ、フィギュア、デザインモデル
✔️ 教育用途(学校や家庭での3Dプリント)
✔️ 環境に配慮した用途(生分解性)比較

3.利用の流れ
(1)初回講習
エンジニアカフェの3Dプリンターを初めてご利用になられる方は、初回講習(60から120分程度)の受講が必要です。初めての方は、まずは初回講習をご予約ください。
(注)afinia社3Dプリンターの初回講習受講済みの方も初回講習を受けてください。短時間で終了します。

初回講習ご予約はこちら https://select-type.com/rsv/?id=K8t7W9WWRbc&c_id=102583

初回講習用マニュアル
https://docs.google.com/presentation/d/1X4b2Y73hWZmxXOhBebR6LAB8kKsgruzim3wDYyuypWo/edit#slide=id.g33fada7893e_0_0

(2)ご利用方法
初回講習がお済みの方は、エンジニアカフェホームページからご利用希望時間帯にて予約してください。予約が承認されると予約承認メールにてご案内が届きます。(万が一予約承認メールがお手元に届かない場合には恐れ入りますがメール電話等にてご連絡をください。)
https://select-type.com/rsv/?id=K8t7W9WWRbc&c_id=149873

ご利用当日は、出力データをUSBメモリーの形態で持ち込み、備え付けのPCにインストール済みのスライサーにて取り込み、印刷してください。エンジニアカフェ備え付けフィラメントをご利用の方はスライサーにて使用グラム数を確認のうえ材料代をエンジニアカフェの1階受付の隣にあるカフェバーにてお支払いください。
完成後に出力物をご自分で取り外し、制作物をお持ち帰りください。

4.利用ルール
利用目的は、エンジニアの試作、学習目的に限定します。継続的な商用利用はご遠慮下さい。
事前にはエンジニアカフェでの初回講習受講が必須です。
操作の結果(クオリティ・失敗など)はすべて自己責任です。
使用するプラスチック量をスタッフがソフトウェア上で確認し、館内のカフェバーでその量を申告して事前に料金を支払い、出力していただきます。
Webフォームなどから出力するデータを送信していただき、チェックと時間・費用の見積を行います。初回講習と同時でも実施可能です。

利用可能時間は営業時間内(9:00~22:00)です。
Bambu Lab P1S につきましては原則として(注)営業時間内に収まる印刷に限ります(後片付け込み最長13時間)。
13時間以上の印刷についてはafiniaのご利用となります。
(注)学生コンテスト等に応募する場合には別途ご相談ください。

次の方の予約開始時間や、施設の閉館時間が来ても出力中の場合、途中で出力を停止します。確実に終わるように計画してください。
出力時間枠の最初と、出力完了後に来館し、スタートと後処理の作業は自身で行ってください。
出力完了時に次の利用者が待っている場合、機械からの取り外しはスタッフが行う場合があります。
5.注意事項
ヒータ部分の火傷に注意してください。
設定が変更されている場合があります。出力パラメータは必ずメモしておきましょう。
材料代はカフェバーの営業時間内(11:00~20:00)にご精算ください。
利用ルールは変更されることがあります。常にウェブサイトを確認して下さい。

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