ネットリテラシーが低いままネットにアクセスしてしまうと、思わぬ発言から炎上事件を起こしてしまったり、詐欺などのトラブルに巻き込まれてしまったりという危険性が考えられます。
例えば2016年に発生した熊本地震では、ライオンが逃げたという本当ではない情報がTwitterに投稿されました。このツイートは1時間で20,000件近くもリツイートされたそうです。
この情報を見た人の中には、この情報を信じてしまい、「大変だ!熊本に住んでいる人に教えないと!」ということで、情報を拡散してしまった人もいるかもしれません。
もしそうであれば、残念ながら善意からとった行動が、嘘の情報の拡散を手伝ってしまったことになってしまいます。
その情報は正しいのか、誹謗中傷にならないのか、信じていい情報なのか、投稿していい内容なのかを見極める力は必要ではないでしょうか。
このような点からもネットリテラシーを身につける必要はあると思います。