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[エンジニアカフェスタッフブログ vol.009]コミュニティに参加しよう

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[コミュニティに参加しよう]

みなさま、大寒が過ぎ福岡では花粉が舞い始めた今日このごろいかがお過ごしでしょうか。エンジニアカフェ スタッフです。

エンジニアカフェではエンジニアコミュニティの支援を一つのテーマとして取り組んでいます。

今回は「コミュニティ活動を始めてみたいな〜」と考えられている方に向けた記事です。

エンジニアのコミュニティとは

「コミュニティ」という言葉も日本でも一般化して久しいですが、もともとは「共同体」を指します。
エンジニアのコミュニティは特にソフトウェアを扱う界隈を中心に多く形成されており、
都市圏ごとに各プログラミング言語やソフトウェアの愛好家が集まってイベントを行われています。
もちろんソフトウェアに関わらず同好の士で集まって学びを深めようとする取組はエンジニア全体でみられます。

例えば筆者が参加したことがある取組としては「バイクのエンジンを分解するコミュニティ」や、「OpenStreetmapの地図改善のためにGPSデータを歩いて取得するコミュニティ」などです。

さらに、各コミュニティの取組もさまざまです。

  • 各人が情報を持ち寄ってスライドなどで発表するライトニングトーク
  • 時間や空間を共有しながら各自作業を進めるもくもく会
  • ドキュメントや書籍をみんなで読み合う輪読会

などがあります。
個人で開発をした際のつまづきの共有や、業務に活かすヒントを期待したりと、
お互いに助け合いや学び合いの精神で運営されています。

コミュニティの規模

コミュニティの規模もさまざまあり、毎週数人のメンバーを中心として開催されているものから、
月ごとに開催されるLT会、はたまた、一年に一度開催されるカンファレンスと呼ばれる大規模なイベントを運営するコミュニティもあります。

(※ライトニングトーク:各人がテーマに沿った話題についてスライドなどにまとめて決められた時間で発表する形式のイベント。フラッシュトークとも呼ばれる。 例:AkarengaLT)

例えばプログラミング言語 “Ruby” に関わるコミュニティを挙げると、
福岡ではFukuoka.rbさんが毎週水曜夜に活動されていたり、
東京からは月一で銀座Railsが発信されています。
大規模なイベントとしてはRuby Kaigiがこれにあたり、本年度は完全オンラインで実施されました。

上記の銀座Railsの様にIT企業さんが社をあげてスポンサーや協賛をしてくださることも増えてきています。
カンファレンスについてはさらに多くの人や企業の努力があって成り立っています。

コミュニティに参加しよう!

2021年現在、コミュニティへの参加募集はconnpassがよく用いられています。

例えばJavaについて取り扱っている勉強会に参加したいサイトにアクセスし、画面上部の検索バーを使って絞り込みを行います。
お住まいの地域で行われるイベントについてさらに絞り込むこともできます。

各イベントのページごとに実施概要が書かれていて、事前準備などを詳しく見ることができます。
初心者、あるいは初めての参加の方へのディレクションを設けているコミュニティも少なくありませんし、不安であれば主催者に問い合わせもできる様になっています。

初めて参加する場では緊張してしまうと思いますが、肩の力を抜いて参加してみましょう!

目的に応じて探すコミュニティを変えてみるのも大切です。
例えばプログラミングの実装で困ったことがあり、自分より詳しい人に聞きたい場合は勉強会、
技術について右も左もわからない場合は、その技術がどのように使われているのかをLT会やハンズオンに参加して確かめる、
といった方針がおすすめです。

感染症の拡大に際しては直接の交流を行うオフラインのイベントが減りましたが、一方で、オンラインイベント開催の知見も蓄積され、
活動の場が広がったコミュニティも少なくない模様です。
以前は現地に行かなければ参加できなかったイベントもオンラインで参加しやすくなっています。
ぜひ、お住まいの地域以外で開催されているイベントも検索してみてください。

コミュニティへの参加募集については他にも色々なサービスがあり、
企業のテックイベント等、より大規模なITイベントに特化したTechPlay
チケットの管理などが綿密に扱えるPeatixDoorkeeeper、などもあります。
他にはFacebookを使って運営されているコミュニティもあります。
企業さんが運営されている勉強会やコミュニティは各企業のHR(HumanResource;人事関係)サイトやテックブログなどにも記載があります。

(TechPlayはプログラミング言語や都道府県での絞り込みがしやすくコミュニティ検索におすすめです。)

福岡エンジニアフレンドリーシティに参画されているコミュニティリストも参考になります。

エンジニアカフェでは「ご自身にあったイベントを探す」という趣旨の相談会も開催しておりますので、
気になる方はお気軽にコミュニティマネージャーまでご連絡ください。

コミュニティを主催しよう!

多種多様なコミュニティが運営されている中でも、「自分が求めるコミュニティがなかなかない…」
という場合もあるかと存じます。
そういった場合は、自分でコミュニティを運営してみるという選択肢もあります。

初めから大きな目標を掲げず、ゆるく始めると良いでしょう。
「誰も来なかったら一人でもくもくと勉強するきっかけになるしいいかな〜」という気持ちで始めた勉強会にも詳しい方が遊びにいらしたり、思いがけない交流が産まれたりという経験もあります。
上記のconnpassやSNSなどで「イベントをするよ!」と掲げてみるときっと仲間が見つかると思います。

配信方法としてはSkype、zoomやDiscordのほか、最近ではGatherというRPGを彷彿とさせるビデオ通話サービスもあります。

エンジニアカフェが運営するDiscordサーバーの「オンラインエンジニアカフェ」なども勉強会のメンバー募集などにぜひ活用してください。
小規模なものであればボイスチャンネルで朝活なども可能で、 大規模であったりオフラインのイベントについては別途ご相談いただければ対応いたします。

配信機材も各種揃えていますので座談会などのスタジオなどとしてもご利用いただけます!!
コミュニティを主催して、エンジニアカフェ内にあるコミュニティロゴボードにぜひステッカーを貼りに来てください!

エンジニアフレンドリーシティの取り組みを是非広めていただければ幸いです。

まとめ

コミュニティ参加や主催の最大のメリットは「人とのつながりを作る」ことにあると思います。
コミュニティに参加する中で、他のコミュニティにも参加している人との関わりから新たなつながりが生まれることもしばしばあります。

また、コミュニティの基本性質は互助会です。
先駆者から貰った技術や知見をまた別の人に繋いでいけるとベストかなと思います。

我々エンジニアカフェも、地域内、あるいは地域間のコミュニティのハブとなることを目指してまいります。

ぜひコミュニティの主催に関するお悩みをエンジニアカフェにご相談ください。

「コロナ禍でコミュニティがどのような変化を受けたか」についての座談会(connpassリンク)なども行っております。
また、文中にて触れましたAkarenga.LTはテーマフリーのLT会なので、ぜひどなたでも登壇の練習などに使ってくださいね!

 

 

 

文:スタッフ田中

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