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1周年イベント・オンライン配信【完成編】 - エンジニアカフェスタッフブログ vol.006

8/21(金)~8/25(火)に、エンジニアカフェでは開設1周年イベントをオンラインで行いました。

スタッフブログ第6回として、その際に使用したオンライン配信の環境について備忘録も兼ねてまとめました。

 

イベントの概要

 

イベントのコンセプトや登壇者などは以下のサイトを参照して下さい。

エンジニアカフェ開設1周年イベント 特設サイト
https://site.engineercafe.jp/engcff1stanni

 

以下、エンジニアカフェ開設1周年イベントの配信に関わる概要です。

 

  • イベント期間:5日間
  • セッションの数:17
  • 登壇者数:1人~4人(原則として国内各地から遠隔で登壇)
  • オフライン(施設内)で発表するセッション : 2
  • オンライン(施設外)で発表するセッション : 15
  • 配信先は基本的にYouTube LIVE : 2チャンネル
    • 1セッションだけFacebookページ × 2 でも中継
    • 映像&音声は同じもの
    • 参加登録した方にはコメント可能な視聴アドレスを送信

 

計画当初、以下の様な課題や要望に直面しました。

 

  • 登壇者の数がセッションごとに増減する
    →OBSで画面を決め打ちできない!
    →登壇者が交代したら登壇者の顔の所にMCの顔が!!
  • 登壇者が遠隔で音声・映像の条件が揃わない
    →マイクの音量・音質が揃わない
    →先方の環境によって遅延が発生すると会話が成立しないかも?
  • 登壇者の慣れない操作をなるべく減らしたい
    →初めて使う慣れないソフトウェアだと発表に集中できない
  • 画質・フレームレートはプレゼン資料に最適化する
    →スポーツ中継のようなダイナミックに動く動画素材は多くないだろうと予想
    →とにかく文字を読みやすくしたかった
  • 登壇者の顔などを資料に重ねたくない
    →資料、登壇者の顔、プロフィールなどをキッチリ区別して配置したい
  • 小さなスマホ画面でも見えるサイズで演目などを表示したい
    →職場他や学校で作業中にスマホでの「ながら視聴」が多くなると想定
    →できるだけ大きめの文字で演目を表示

 

実際の画面

 

実際のイベント中の画面がこちらです。
配信画面

画面の簡単な説明です。

  • 登壇者4名のカメラ画像をそれぞれ右に配置
  • 資料は登壇者が自分のPCから画面共有&ページめくり操作
  • 登壇者はZoomで会議をしているのとまったく同じ操作

  • 配信用と控え室用のブレイクアウトセッションを分けた

 

今回使用したサービス&ソフトウェア

  • Zoom(Proアカウント×1)
  • YouTube Live
  • Facebook Live
  • OBS studio
  • RTMP Relayer

※それぞれの細かい設定に関しては、次回の【裏側解説編】で細かくお伝えします。

 

よかったところ

  • Zoomを利用したので、すべての登壇者が利用に慣れており、誘導がとてもスムーズだった
  • 配信用と控え室のブレイクアウトセッションを分けたので、登壇前の打ち合わせや終了後のお礼などのコミュニケーションが可能だった

 

明日公開の【裏側解説編】が本番ですが、かなり細かい設定の話になります。乞うご期待!

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