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創算部 第4回ミーティング レポート

2023年8月11日18:00〜21:00に「創算部 第4回ミーティング」が開催されたのでレポートします(報告者:エンジニアカフェ スタッフ 後藤)。

 

第1回&第2回のレポートはこちら

今回はお盆前&祝日&遅い時間帯ということもあってか、参加者は2人といつもより少なめでした。

 

たまにはそういうこともあるだろうということで、主催の後藤と合わせて3人でトークしつつコーディングを進めていったのですが、これが結構楽しくて。

今までの創算部ミーティングでは、主催の後藤が参加者にレクチャーする形式でイベントを進めていたために若干フォーマルさがあるイベントになってしまっていたのですが、今回のような「(良い意味で)雑」な感じのミーティングではフォーマルさのあるイベントでは生まれない形での交流(何気ないトークなど)が生まれ、そこから新たに生まれてくる発想もあるということを実感させられる回になりました。

トークの内容は先日エンジニアカフェへShunsuke Takawoさんがいらっしゃった話からはじまり、最近あっている面白い展示の話・日本でCasey Reas氏(Processingの開発者)が展示をやる話・福岡未踏・VRの話などなど…。(https://twitter.com/takawo)

これから先にも今回のような形式で異なるバックグラウンドを持つ人たちが集まって作業することで、自分が全く知らなかったような話なども聞けるかもしれないと考えると、これからのミーティングがより楽しみになってきました。

丁度、これからの創算部の方針について考えていたところでしたので、このイベントは個人的に印象深い回になりました。

 

さて、肝心な今回のテーマは「ミニマルなゲーム作り」ということで、「ゲーム」つまりプレイヤーがある一定のルールのもとでアクションした「結果」として生まれるようなもの・その仕組みをp5.jsを使ってシンプルに作るということをやってみました。

例えば、これは後藤が予め書いていたものです。(ロードしたらすぐにマウスをウィンドウ中程へ移動させてください)↓
https://editor.p5js.org/orrepic/full/119w2pcuZ

ルール的には『ウィンドウ上部からボールが降ってくるのでそれを避ける、降ってくるボールとマウスの位置に表示されるボールが触れるとゲームオーバー(停止)』というシンプルなものですが、落下してくるボールの色がマウスの移動速度によって変わります。

このようなルールと仕様を設定することで、プレイヤーのアクションに応じた最終的なアウトプット(ゲームオーバー時にキャンバス上に描かれているもの)を作れるよ〜という例を共有した後に、皆で実際に作ってみました。

こちらは参加者さんの作品。いわゆる「弾幕ゲー」に着想を得て作られたそうです。

こちらも参加者さんの作品。ご自身がエレキベースを演奏されていることから「リズム」にフォーカスしたミニマルなゲームを作られたそうです。

最後に後藤が作ったもの。ロードすると一本のラインが現れて、だんだんとウィンドウ下部に移動していきます。実はそのライン上のどこかに「蚊」がいて、その羽音が再生されています。その羽音はステレオで再生されていて右方向に行ったり左方向に行ったりするので、それを頑張って追いかけてクリックで叩くとゲームクリア、という感じです。https://editor.p5js.org/orrepic/full/es_YFB0Tu

 

いかがだったでしょうか。このレポートを読んで「参加してみたい」と思っていただいた方は、是非次回のミーティング(9月7日に開催予定)にご参加ください!楽しい体験ができると思います。

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