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イベントレポート「Web開発環境構築の初めの一歩!」を開催しました!

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こんにちは!福岡市エンジニアカフェスタッフの田中です!

2021年7月22日に「Web開発環境構築の初めの一歩!」を行いましたので、今回はこちらをレポートいたします!

 

イベント主催の経緯

学生コミュニティであるエンジニアカフェラボも始動した6月以降、ものづくりやプログラミングに関するご相談を多くいただくようになってきました。

中でも「プログラミングの環境構築」については特に「これからプログラミングを勉強していくぞ!」という方からよくお寄せいただくご相談でしたので、
はじめの一歩をどう踏み出すかで悩まれている方が潜在的にもっと多くおられると考え、イベントの開催に至りました。

 

イベント概要

今回のイベントでは昨今成長が著しいWebサービスを構成しているような技術を取り扱うことを念頭に置いて、
お手持ちのPC(以下ローカル)にPython、Ruby、PHPといった言語が動かしやすいようなLinuxライクの環境を用意することを目標としました。
WindowsではWSL2上のUbuntu、Macの方にはパッケージマネージャ(Homebrew)の導入のサポートを行いました。

エンジニアカフェラボのメンバーを中心にweb開発に踏み出したばかりの学生の方がほとんどでしたので、
前半はWeb開発における
– フロントエンドとサーバーサイドはどう違うの?
– それぞれの分野ではどういう技術やプログラミング言語が使われているの?
– フレームワークとは?
といった用語の解説を行いました。

Developer Roadmapsなどを用いながら、Web開発の知識をどのように固めていけばよいか概略をお話しました。

 

後半は、本編としてWindowsにWSL2及びUbuntuの導入をスタッフが実演しつつ、都度質問に答える形式で実施しました。
メインホール備え付けのプロジェクターに環境構築の様子を投影しながら、コマンドラインでの操作がうまく行かないアクシデントが起きたときにどうやって調べて解消しているのか、
などご覧いただきました。

Microsoftの公式ドキュメントの他、
技術ブログや情報共有サービスなどを参考にしつつ作業自体は30分ほどで完了しました。

その後は参加者の方のそれぞれPCの環境についての相談を受けつつ各テーブルを回りました。
参加者間でも教え合いが発生しており、盛り上がっていました。
誰かと一緒に問題を解決する、というモブプログラミングに近い取り組みができていたのではないでしょうか。

 

懇親会の様子

イベント後はエンジニアカフェと同じ赤煉瓦文化館内にあるSainoカフェを貸し切りにしていただいて懇親会を実施しました。

 

まだまだ油断ができない感染状況でもありましたのであまり長い時間の交流は叶いませんでしたが、
イベント本編中には聞きにくく感じられた初心者のお悩みや、勉強の進め方などが話題に上がり、
コミュニティマネージャーの鈴谷さんにも参加してもらいさまざまな疑問が解決されていたようでした。

エンジニアカフェではコミュニティ主催のイベントでも事前にご相談いただければ感染症その他の状況を見つつ懇親会の実施が可能です。

機会があればぜひご利用ください。

 

 

終わりに

Wandboxのようなブラウザー上での実行環境も提供され、プログラミングの学習を始めるハードル自体はここ数年で大きく下がったように思いますが、
そうはいってもやはり、特定のフレームワークの構築などを考えた際にやはりローカルで動かせたほうが便利です。
プログラミングの環境構築は初心者のみならずチームでの開発でもたびたび課題となります。

近年はDockerをはじめとするコンテナ型の仮想化環境が一般的になってきましたが、Linuxやそれに準ずる環境の知識の大切さもいっそう増しているように思います。

環境構築は開発の本質ではないかもしれませんが、同時に避けては通れない作業です。
それ故にインターネット上には開発効率を上げるための多くの工夫が公開されていますので、面白い知見がありましたらオンライン・エンジニアカフェにも投稿いただければ幸いです。

 

今後もエンジニアカフェでは、今更訊きにくい、あるいはコミュニティとしては勉強会を設けにくいようなイベントをフォローしていけたらと思います。

「こんな勉強会やってほしい」あるいは「やってみたい」というご要望があれば、ぜひご相談いただければと思います。

相談はこちらから。

 

 

文責:スタッフ田中

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