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出張エンジニアカフェをしています (九州大学編)

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こんにちは!福岡市エンジニアカフェのコミュニティマネージャーの田中です。

最近、同市内の大学である九州大学のアントレプレナーシップセンター(QREC  https://qrec.kyushu-u.ac.jp/)と連携し、福岡市エンジニアカフェは出張にて ものづくり のご相談をお受けしています。

QRECの詳しい活動については公式SNS等 (https://twitter.com/QdaiQrec)をご欄ください。

以前からエンジニアカフェのコミュニティマネージャーによる出前講座など、学生さんを始め一部の大学関係者の方々から待望いただいていましたが、一年越しに叶った形となります。

これに先駆けて九州大学にはエンジニアカフェ関係者(ハッカーサポーター)が度々おじゃまして交流を重ねて参りました。

夕日に照らされる大学構内の様子。

簡単な振り返り

第一回目は6/28(水) に 「IoTデバイスでプロトタイピング」イベントを行いました。

昨今の初心者でも触れやすくなったIoTデバイスについてお話しつつ、M5Stackを用いて、ノーコードツールを用いてLチカ(LCD液晶をチカチカさせる)まで行いました。

M5stackシリーズいろいろ。エンジニアカフェではセンサー類も揃えているので、はんだ付けなどせずにIoTの開発が行なえます。

UIFlowを用いたローコード媒体でのプログラミングを試している様子です。

最近流行りの自作キーボードのモデルなどを持参し、アツく語って参りました。

 

第二回目は7/12(水)には何でも相談会と銘うち、主にソフトウェア構成についての壁打ち会を行いました。

話題となったのは以下のような取り組みでした。

  • 半導体アーキテクチャ
  • fab academyの話し
  • 空間オーディオの作成に関するGitHubのリポジトリ探索
  • リアルタイムボイスチェンジャーの作成(学習モデルや元データの取り扱い)
  • OBSを使った画面合成
  • AR.jsとAFrameで飛び出す3Dモデル運用

飛び出す名刺を作ろう、という企画も行い、楽しんでいただけたように思います。

学園祭やそれに準じたイベントのためのアイディアのブラッシュアップにご用命いただけたのは大学ならではではないでしょうか。

第2回で持ち込んだARおよびVRの設備もろもろ(SonyのMocopiとMetaのQuest2)。エンジニアカフェにて体験できます。

終盤に始まったバーチャルをアバターを操作しつつ、コーディングの画面と重ね合わせる実況配信のレクチャの様子。

 

第三回目は7/28(水) に実施しました。国立大の方々は試験期間ではありそれほど人数を見込んではいませんでしたが、シェアモビリティのビジネスアイディア提案のテックサイドからの壁打ちに始まり、 先日発表されたAppleのVisionOS (https://developer.apple.com/jp/visionos/)に関する国内のトップデベロッパーによる解説(https://connpass.com/event/291022/)をサテライトしながらエミュレータを触ったりしつつ活動しました。

  • 仏教とテック
  • WWDC振り返り
  • アノテーションとオープンソース
  • 右手系左手系の話

などが話題でした。 QRECの金子先生はコンピュータを用いたグラフィックス(幾何情報)がお詳しく、DirectX と OpenGL などの間でどの用に座標系を変換しているか、最近Blender等でも活躍するAutoDeskが策定した.fbxが活躍している話、など盛り上がりました。

AppleのVision OS のLT回をオンラインで視聴しつつ、参加者に開発者版Xcodeのインストールを説明している様子。(リンク→ https://connpass.com/event/291022/ )

学部生のみならず、大学院生の方々ならびに研究者、教職員の方のお越しも大歓迎です。

ぜひエンジニアカフェのTwitterやDiscordに「こんなコトを訊いてみたい」という声をお寄せください。

大学の正課の講義ではなかなか触れられないものづくりのアイディアをみなさんと共有出来たら嬉しく思います。

終わりに

また、8/9-10にはAI・機械学習の一歩進んだハンズオン(伊都キャンパスで実施)も企画中の他、エンジニアカフェ現地でのオープンカフェデイ(仮)など、学生のみなさんがエンジニアカフェに来やすくなるような取り組みを徐々にはじめて行きます。

エンジニアカフェのSNSでの発信や大学からのお知らせをフォローしつつおまちくださいませ。

ものづくりによる課題解決を福岡市エンジニアカフェは支援しております。

今後とも、産学官民連携の事業を推し進めて参りますので、どうぞ九州大学はじめ、大学や研究機関の皆様もお力添えいただけますと幸いです。

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