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インディーゲームを作って生きていく為のヒント - 「第1回福岡インディーゲームサミット」レポート vol.4

「第1回 福岡インディーゲームサミット」のレポートを、全6回にわたってお送りします!
今回はvol.4です。

レポート目次

福岡をインディーゲームの聖地に! –  vol.1
同人ゲームサークルが12年間いろいろ頑張ってきた話 –  vol.2
海外クリエイターへのインタビュー –  vol.3
インディーゲームを作って生きていく為のヒント –  vol.4
インディーゲームとマネジメント – vol.5
まとめ –  vol.6

インディーゲームを作って生きていく為のヒント

Popさん @twt_paul
「弓矢バトルオンライン」
POP PRODUCTS

「毎日進捗ツイートをして他の開発者にプレッシャーを与える」のが得意技のPopさん

元々はカーナビのエンジニアだったのが、2017年にレベルファイブに転職。同人開発でも多数受賞歴があるそう。会社に所属しながらゲームをインディーでも作る技があるのは、低工数で作れるノウハウを持っているから。

近年出版社がインディゲームを支援をする傾向があるそうで、これまでは、ほぼ完成している作品やビジュアルにインパクトがあるものが採用されていたそう。

今は企画の内容を吟味してくれるそうです!ただし、アイデアだけあってもダメで、スキルは必要で、総合的に評価されるとのこと。

「リリースすることが目的ではなく、しっかりと売れるものが作れることが大事。前提としてインディーゲーム作りは難しい。自由に開発しているイメージがあるが、それは間違いで、収益を得るために尖っているけど売れるものを作らなければならない。

なので、いきなりコンテストに応募しまくるとか、ノープランではダメ。まずスキルを身につける!「実装力」「デザイン力」「企画力」「コミュ力」が大事。アクションプランとしては、ひとりでまず小さいゲームを作り上げる!

そうすると幅広く勉強できるし、開発の規模感がわかる。そして開発の初期段階から誰かにお願いしてゲーム自体のレビューやコードレビューをお願いして指摘されたことを修正する。それを繰り返すことでノウハウが蓄積される。」とのこと。

ゲームは最後まで作ること!スキルを身に付けた後はどうするか?クオリティを上げるために苦手分野を外注することを考えるとよい。苦手分野を頑張ってスキルを上げるより、得意な人を入れてクオリティが上げられる。こだわりたい部分は残して、こだわらない部分は人に任せる。

効率的にアセットを自分の世界観になじませる加工をして利用する工夫も必要です。(具体的にはシェーダーをあわせたりする)

『インディーゲームとして作る企画のチェック項目』をあげてらっしゃって非常に具体的なアドバイスが多く、お話をされている間うなずいている人がとても多かったです。

オンラインではなく、直接会場にいらっしゃるので、質疑応答も具体的な質問で盛り上がりました!

vol.5 「インディーゲームとマネジメント」
つづく

 

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