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「ARCore Geospatial APIを使った位置情報ARハンズオン」レポート

2022/06/04(土)13:00 〜 16:00、エンジニアカフェのイベントスペースでAR_Fukuokaのハンズオンが開催されましたのでレポートします。

本日は最近話題になっているVPSのARCore Geospatial APIを使ったハンズオンになります。

講師はエンジニアカフェでハッカーサポーターを務めていらっしゃる吉永さんです。

リアル会場のエンジニアカフェのイベントスペースも盛り上がってますが、本日はオンラインも同時開催です!

 

ところでVPSって?

ARといっても3つに分類できるそうです。

 

・テーブルトップスケール

マーカー認識など。マーカーがなければ消えてしまう。

・ルームスケール

hololensとかMagicleapとか。SLAMなど。

・タウンスケール

部屋から外に出て使う。セカイカメラとか。GPSとか電子コンパスを使う。

 

本日はこの3つの中の、タウンスケールを学べるハンズオンとのこと。

GPSや電子コンパスでは数十メートルずれたり、高圧電線の下などは特に影響がでる そうです。タウンスケールをやろうとしても、今までは要求精度を満たしてなかったそうです。

 

VPS(Visual Positionig System/Serviceの略)とは

GPSを用いたエリア特定とストリートビューや航空写真を融合した3D点群を用いた高度位置合わせを実現できるもの。今日はこれを作成し体験できるとのことです。

 

今日のゴール

・トラッキング結果の表示

・トラッキング制度のチェック

・指定の緯度・経度にCG表示

を行ってエンジニアカフェの緯度経度を調べて、CGモデルを置いて実際に表示させられたらゴールとのこと。

 

ハンズオンの手順

 

今回はAndroid機でやりますがiOSでも設定可能だそうです。

AR Core・・・・・・Android専用

ARKits・・・・・・・iOS専用

AR Foundation ・・・両方を吸収する

ざっくりいうと、上のような違いになるそうです。

ハンズオンでは、GitHubからダウンロードする際に、Githubの認証がうまくいかなくてダウンロードできない場合も準備くださってて大変助かりました。

 

公式のサンプルコードは何でも入ってるので、初期化だけができる部分をスクリプトで書き出して用意してくださったので、事前に準備していただいてたAR_FukuokaのフォルダをUnityに入れてスクリプトをオブジェクトに適応していきます。

 

独自のコンテンツを作るためには、スクリプトをきちんと理解することが大事なので、丁寧に順を追って詳しく説明していくださいました。

 

スクリプトで使用した、EarthMnager.CameraGeospatialPoseのパラメーターは以下の通り

※ARGeospatialAnchoでは南が0°になるそうです。

完成したアプリの動画はこちらです!

 

無事オブジェクトを表示することができて完成です!

詳しい作成方法はアーカイブ動画をご覧ください。

 

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